母の日は、お母さんへの感謝を伝える特別な日。
プレゼントする花は、その感謝の気持ちを象徴しています。
だからこそ、花選びはとても大事。
お母さんが好きな色や種類、そして花言葉まで、しっかり考えて選びましょう。
花一つ一つには意味があり、そのメッセージがお母さんの心に響くはずです。
そして、すべての花が母の日にぴったりというわけではありません。
例えば、ある花は愛情を示す一方で、別の文化では悲しみの象徴かもしれません。間違った花を選んでしまうと、誤解を招くことも。
そこで、母の日には避けた方が良い花と、お母さんに喜ばれる花の選び方を次で詳しくご紹介します。
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母の日に贈るべきではない花
母の日には、お母さんに喜んでもらいたいですよね。
でも、間違った花を選んでしまうと、逆効果になることも。
ここでは、母の日に贈るべきではない花と、その理由について説明します。
避けるべき花の具体例とその理由
花の種類や色に込められた意味は、文化や地域によって大きく異なることがあります。
そのため、一部の国や地域では、特定の花が不吉な象徴とされ、贈り物として避けるべきとされています。以下は、そうした文化的背景を持つ花の例です。
白い菊:日本では、白い菊はお葬式や墓参りに使用されることが多く、死や哀悼の象徴とされています。
ただし、オーストラリアでは母の日に「菊」の花を贈るのが人気ですし、その枯れにくさから日本でも結婚式で「白い菊」=「変わらぬ真実の愛」とみたて、ブーケ等に使われることもあります。
花言葉:真実、誠実な心、慕う
白百合: 純潔と清らかさの象徴とされていて、ウエディングなどで使われることが多い花ですが、その反面、死や悩みのシンボルとも言われていて、お葬式などにもよく使われています。
一部の西洋文化では、百合の花は純潔や復活を象徴する一方で、葬儀で使われることが多いため、死を連想させることがあります。
特に白い百合は、哀悼の気持ちを表す場合があるため、海外にルーツのあるお母さんへのギフトとしては避けた方が無難です。
花言葉:純粋、無垢、威厳
赤いポピー: イギリスでは、赤いポピーは戦没者を追悼し、平和への願いを象徴する花です。
1918年11月11日の第一次世界大戦の戦没者追悼記念日はリメンバランス・デー(Remembrance Day)と呼ばれ、ポピーの赤い色が戦争で流出した血の象徴となっているようです。
記念日や追悼の行事で用いられることが多く、喜びや祝福の場面では避けるべきとされています。
花言葉:慰め、感謝
黄色いカーネーション: 西洋文化の中には、黄色いカーネーションが失望や拒絶の象徴とされる場合があります。
母の日には、感謝や愛情を表現する花を選ぶのが一般的なため、黄色いカーネーションは適切ではないと考えられます。
日本の花言葉:軽蔑
西洋の花言葉:軽蔑、あなたには失望しました、拒絶、拒否
濃い赤色のカーネーション: ワインレッドに近い濃い赤のカーネーションには、「私の心に哀しみを」「欲望」などネガティブなイメージを連想させる花言葉があります。
紫色のカーネーション: 紫色には高貴なイメージがありますが、カーネーションの花言葉になると「気まぐれ」や「移り気」などネガティブな意味もあるので注意しましょう。
日本の花言葉:誇り、気品
西洋の花言葉:気まぐれ、変わりやすい
白色のカーネーション: 白いカーネーションには「亡き母を偲ぶ」という意味がありますが、それにはアメリカにおける母の日の設立が由来してます。
南北戦争時代、ウェストバージニア州で、アン・ジャービスという女性が「Mothers Day Work Club」という団体を立ち上げ、南北戦争中の負傷兵を敵味方問わずケアしました。
1905年に彼女が亡くなった後、彼女の娘アンナ・ジャービスが1907年に母を追悼する集会を開催し、この際に白いカーネーションを献花したことが始まりといわれています。
「尊敬」「純粋な愛」「純潔」など良い花言葉もありますが、母の日のカーネーションとなるとあまり良い意味にはなりません。
2色以上のまだら模様のカーネーション: 複色や絞り色といわれている2種類以上の色のカーネーションには、「愛の拒絶」や「私はあなたの奴隷になる」など、かなり強いネガティブなワードが並んでおり、母の日の贈り物としては避けた方が無難です。
花言葉:愛の拒絶、私はあなたの奴隷になる
母の日のギフトとして花を選ぶ際には、お母さんの出身地や文化的価値観に敏感であることが大切です。
不適切なメッセージを誤って送ってしまわないように、花の選択には注意を払いましょう。
色や種類による意味の違いをおさえておく
花の色や種類には、様々なメッセージが込められています。
例えば、赤いバラは「情熱的な愛」を表すため、恋人同士のプレゼントには良いですが、母の日には少し違和感があるかもしれません。
ピンクやオレンジの花は、「感謝」や「幸福」を象徴することが多く、母の日にはぴったりです。
色や種類の意味を調べて、最適な花を選びましょう。
季節に不適切な花は選ばない
季節によっては、特定の花が手に入りにくい、または品質が落ちることがあります。
例えば、冬に夏の花を選ぶと、鮮度が保てずに手元に届く頃には元気がなくなってしまう可能性があります。
母の日の時期に合わせて、旬の花を選ぶことが大切です。
旬の花は、新鮮で長持ちするだけでなく、価格も手頃になることが多いですよ。
個人的な好みやアレルギーを考慮して選ぶ
- 強い香りの花: フリージアや百合など、強い香りを持つ花は、香りに敏感な人やアレルギーを持つ人には不向きです。香りが苦手なお母さんには、控えめな香りの花を選びましょう。
- 個人の好み: お母さんが特定の花を好まない場合や、過去に不快な経験がある花は避けるべきです。事前に好みをリサーチするか、安全な選択としてお母さんが好きな花を選びましょう。
花選びでは、これらのポイントに留意して、お母さんの好みや健康、そして贈る花の意味を十分に考慮することが大切です。
母の日は、お母さんに感謝の気持ちを伝える絶好の機会ですから、慎重に花を選んで、その特別な日をさらに美しく彩りましょう。
母の日のプレゼントにおすすめの花
花はその感謝を伝えるための方法の一つであり、選ぶ際にはお母さんが喜ぶであろう花を選びたいものです。
ここでは、母の日のプレゼントにおすすめの花と、それらが持つ意味について紹介します。
おすすめの花とその意味
ピンクのバラ: ピンクのバラは感謝と優雅さを象徴しています。母親への愛と感謝の気持ちを表現するのにぴったりの花です。
カーネーション: 母の日の象徴とも言える花。ピンクは母への感謝を表しています。
ガーベラ: 明るく華やかなガーベラは、幸福と美しさを象徴し、どんな母親にも喜ばれる選択肢です。色によって様々なメッセージを伝えることができます。
チューリップ: 春の季節感を感じさせるチューリップは、愛と新たな始まりを象徴します。色鮮やかで元気を与えてくれる選択です。
花の選択に迷った時は、これらおすすめの花を参考にしてください。
お母さんの好みやお家の装飾に合わせて、最適な花を選ぶことで、母の日をより特別なものにすることができます。
花を通じて、お母さんへの深い感謝の気持ちを伝えましょう。
花以外の母の日ギフトアイデア
花は母の日の定番プレゼントですが、毎年花を贈るのではなく、またはお母さんが花に興味がない場合、他の選択肢を考えたいものです。
花以外にも、お母さんの笑顔を引き出し、感謝の気持ちを伝えるためのギフトはたくさんあります。
ここでは、花を贈れない時の代替案と、意味を込めたプレゼント選びについてご提案します。
花を贈れない時の代替案
カスタマイズギフト: 名前や特別なメッセージを刻んだタオル、マグカップなどは、個人的なタッチを加えられる素敵なギフトです。
体験ギフト: スパトリートメント、美術館やコンサートのチケット、料理教室など、共に楽しむ時間をプレゼントすることもできます。
グルメギフト: 高級チョコレート、お母さんの好きなスイーツ、セレクトしたワインや紅茶セットなど、味覚を楽しむギフトも喜ばれます。
健康とウェルネス: ヨガマット、フィットネスウェア、アロマオイルセットなど、健康やリラクゼーションに役立つアイテムも喜ばれるでしょう。
何を贈っていいか迷うときは、カタログギフトを活用するのもいいかもしれませんね。
意味を込めたプレゼント選び
感謝の気持ちを込めたメッセージカードを添える: 「ありがとう」や「いつも支えてくれてありがとう」といったメッセージを添えた手紙やカードは、どんな物理的なギフトよりも価値があります。
プレゼントと一緒に、感謝の気持ちをかいたメッセージカードを貰ったら嬉しいですよね!
普段はなかなか伝える事の出来ない感謝の気持ちも、こういうときだからこそ伝えることができるというもの。
日頃の感謝の気持ちを伝える良い機会なので、是非ためしてみてください。
お母さんの趣味に合わせたギフトを選ぶ: お母さんの趣味や興味に合わせたギフト選びは、お母さんがあなたの思いやりを感じる素敵な方法です。
将来の約束をプレゼント: 「一緒に旅行に行く」「好きなレストランで食事をする」といった、将来の計画をプレゼントするのも、特別な母の日になります。
花以外のギフトを選ぶ際は、お母さんの個性や好み、生活スタイルを考慮することが大切です。
心からの感謝を込めて、お母さんが本当に喜ぶプレゼントを選びましょう。
まとめ:母の日に贈ってはダメな花:選択ミスを避けるためのガイド
母の日は、お母さんへの感謝と愛情を表現するために、心を込めてプレゼントを選ぶことが大切です。
花はその方法の一つですが、ここまで書いてきた通り、花選びから花以外のプレゼントに至るまで、注意すべきポイントがいくつかありました。
記事の最後に、母の日の花選びのポイントと、お母さんを笑顔にするための最終チェックリストをまとめておきます。
母の日の花選びのポイント
- 意味を理解する
花に込められた意味やメッセージを理解し、お母さんへの感謝や愛情を適切に表現できる花を選びましょう。 - 文化的背景を尊重する
お母さんの文化的背景や信念を尊重し、不適切な花を避けるようにしましょう。 - お母さんの好みを考慮する
お母さんの好みの色や種類を考慮して、喜ばれる花を選びましょう。
お母さんを笑顔にするための最終チェックリスト
- プレゼントはお母さんの好みに合っていますか?
- 花やギフトに込めたいメッセージは、お母さんにとって最適でポジティブですか?
- 文化的背景や個人的な好み、アレルギーなど、お母さんの状況を考慮しましたか?
- ギフトをより特別なものにするために、個人的な手紙を添えましたか?
これらのポイントを押さえることで、お母さんが本当に喜ぶ母の日のプレゼントを選ぶことができるでしょう。
心からの感謝を伝え、この特別な日を一緒に祝いましょう。
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